空間と連続写像 連続写像と同相写像 直積、距離空間、全単射、逆写像、成分
トポロジー入門 (松本 幸夫(著)、岩波書店)の第1章(空間と連続写像)、4(連続写像と同相写像)の演習問題4.2の解答を求めてみる。
fとgが 連続とする。
を任意の点とする。
任意の正の実数
に対して、
を直積
元とするとき、 ある実数
が存在して、
ならば
が成り立つ。
よって、
とおくと、
ならば、
よって、
は連続である。
f とgが同相写像のとき、 fとgは全単射が連続で、逆写像
も連続である。
また、
は全単射で連続であり、逆写像
も連続である。
よって、
は同相写像である。