整数 剰余類と合同式 5以上の素数、法
親切な代数学演習 新装2版―整数・群・環・体 (加藤 明史(著)、現代数学社)の第Ⅰ部(整数)、第3章(剰余類と合同式)の問12の解答を求めてみる。
pは5以上の素数なので、
または
よって、
また、pは5以上の素数なので、奇数である。
よって、 ある2以上の整数nが存在して、
と表すことができる。
nは2以上の整数なので、ある整数mが存在して、
または
と おくことができる。
よって、 pは
または
とおくことができる。
ゆえに、
よって、
なので、
である。
(証明終)