整数 剰余類と合同式 類別、除法の定理、共通部分、空集合、一意性
親切な代数学演習 新装2版―整数・群・環・体 (加藤 明史(著)、現代数学社)の第Ⅰ部(整数)、第3章(剰余類と合同式)の問2の解答を求めてみる。
1
任意の整数nに対して、ある整数k、rが存在して、
よって、
ゆえに、
また、
の任意の元は整数なので、
よって、
(証明終)
2
のとき、
と仮定すると、 あるn
が存在して、
除法の定理の一意性より、
となり矛盾。
よって、
(証明終)
親切な代数学演習 新装2版―整数・群・環・体 (加藤 明史(著)、現代数学社)の第Ⅰ部(整数)、第3章(剰余類と合同式)の問2の解答を求めてみる。
1
任意の整数nに対して、ある整数k、rが存在して、
よって、
ゆえに、
また、
の任意の元は整数なので、
よって、
(証明終)
2
のとき、
と仮定すると、 あるn
が存在して、
除法の定理の一意性より、
となり矛盾。
よって、
(証明終)