逆写像定理と陰関数定理 陰関数定理 開集合、凸ではない場合、反例、微分可能な実数値関数、偏導関数、勾配ベクトル、内積、単位ベクトル、定値関数
解析入門(中) (松坂和夫 数学入門シリーズ 5) (松坂 和夫 (著)、岩波書店)の第17章(逆写像定理と陰関数定理)、17.2(陰関数定理)、問題2の解答を求めてみる。
問題の図の開集合U上の関数を
と定義すると、 これは微分可能な実数値関数である。
また、
である。
そして、
よって、yのみに依存していないので、 1の結論は成立していない。
コード、入出力結果(Wolfram Language, Jupyter Notebook)
Plot3D[
If[
y < 1,
If[
x <= -1,
If[
y <= Sqrt[2^2-x^2],
(y-1)^2,
0
],
If[
-1 <= x <= 0,
If[
y >= Sqrt[1-x^2],
(y-1)^2,
0
],
If[
0 <= x <= 1,
If[
y >= Sqrt[1^2-x^2],
-(y-1)^2,
0
],
If[
y <= Sqrt[2^2-x^2],
-(y-1)^2,
0
]
]
]
],
0
],
{x, -2, 2},
{y, 0, 2},
AxesLabel -> Automatic,
BoxRatios -> {4, 2, 2}
]