逆写像定理と陰関数定理 逆写像定理 値域、局所的にC1可逆、行列式、単射、近傍、可逆、ヤコビ行列、軸に平行な直線の像、放物線
解析入門(中) (松坂和夫 数学入門シリーズ 5) (松坂 和夫 (著)、岩波書店)の第17章(逆写像定理と陰関数定理)、17.1(逆写像定理)、問題4の解答を求めてみる。
a
よって、 fの値域は
b
よって、
で局所的に
可逆である。
また、
なので
全体では1対1ではない。
c
また、
よって bの近傍におけるfの逆写像gは、
行列 について。
積。
よって、 両者は互いに逆行列である。
d
x 軸に平行な直線
のfによる像。
y軸に平行な直線
の fによる像。
よって放物線。
コード、入出力結果(Wolfram Language, Jupyter Notebook)
Plot3D[{x+y, x^2+y^2}, {x, -2, 2}, {y, -2, 2},
AxesLabel -> Automatic,
BoxRatios -> {4, 4, 12}]