数学のブログ

確からしさをみる - 確率 条件つき確率と確率の乗法定理 重複試行の確率 硬貨、表裏、偶数回、奇数回、組合せ

新装版 数学読本4 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第16章(確からしさをみる - 確率)、16.2(条件つき確率と確率の乗法定理)、重複試行の確率の問36の解答を求めてみる。

nが偶数の場合。

偶数回表が出る確率。

k = 0 n 2 ( n 2 k ) ( 1 2 ) 2 k ( 1 2 ) n - 2 k = 1 2 n k = 0 n 2 ( n 2 k ) = 1 2 n · 2 n - 1 = 1 2

奇数回表が出る確率。
余事象を考える。

1 - 1 2 = 1 2

nが奇数の場合。

偶数回表が出る確率。

k = 0 n - 1 2 ( n 2 k ) ( 1 2 ) 2 k ( 1 2 ) n - 2 k = 1 2 n k = 0 n - 1 2 ( n 2 k ) = 1 2 n · 2 n - 1 = 1 2

年数回表が出る確率。

1 - 1 2 = 1 2