数学のブログ

確からしさをみる - 確率 条件つき確率と確率の乗法定理 独立事象と従属事象 余事象

新装版 数学読本4 (松坂 和夫(著)、岩波書店)の第16章(確からしさをみる - 確率)、16.2(条件つき確率と確率の乗法定理)、独立事象と従属事象の問31の解答を求めてみる。

問題の仮定より、事象A、B は独立なので、

P ( A B ) = P ( A ) P ( B )

また、

P ( A c ) = 1 - P ( A ) P ( A c B ) = P ( B ) - P ( A B ) = P ( B ) - P ( A ) p ( B ) = ( 1 - P ( A ) ) P ( B ) = P ( A c ) P ( B )

よって、Aの余事象と事象Bは独立である。

(証明終)