数学のブログ

連立1次方程式 正則行列 正方行列、単位行列、和と差、逆行列

手を動かしてまなぶ 線形代数 (藤岡 敦(著)、裳華房)の第2章(連立1次方程式)、6(正則行列)、チャレンジ問題の問6.5の解答を求めてみる。

( E n + ( E n - A ) ( E n + A ) - 1 ) ( E n + A ) = ( E n + A ) + ( E n - A ) = 2 E n

よって、

E n + A

が正則ならば

E n + ( E n - A ) ( E n + A ) - 1

も正則で、逆行列は、

1 2 ( E n + ( E n - A ) ( E n + A ) - 1 )

である。