線積分 ポテンシャル関数をもつベクトル場の線積分 点と点を結ぶ曲線
続 解析入門 (原書第2版) (S.ラング(著)、松坂 和夫(翻訳)、片山 孝次(翻訳)、岩波書店)の第6章(線積分)、3(ポテンシャル関数をもつベクトル場の線積分)の練習問題6の解答を求めてみる。
問題のベクトル場Fのポテンシャル関数は、
点P、Qの間を結ぶ任意の曲線
とし、
とするとき、問題のベクトル場でのPからQまでの曲線の積分は、
よって、ベクトル場FのPからQまでの積分は、 PとQの間を結ぶ曲線に無関係である。
(証明終)
コード、入出力結果(Wolfram Language, Jupyter Notebook)
VectorPlot3D[
{z^2, 2y, 2x z},
{x, -1, 1},
{y, -1, 1},
{z, -1, 1}
]