整数の基礎的知識 - RSA暗号の導入 - 倍数と約数
基礎から学ぶ整数論: RSA暗号入門 (長嶋 祐二(著)、福田 一帆(著)、コロナ社)の第1章(整数の基礎的知識 - RSA暗号の導入 -)、章末問題の問1の解答を求めてみる。
1
2
3
4
任意の
に対して、
ならば、ある整数
が存在して
よって、
ゆえに、
5
任意の
に対して、
ならば、 ある整数
が存在して、
が成り立ち、
ここで
が奇数となる場合、例えば
の場合を考えると、
となり、
が成り立つが、
は
では割り切れない。
よって、成立する番号は1と4。