数学のブログ

ポテンシャル関数 ポテンシャル関数の局所的存在 逆正接関数、定義域、長方形、勾配ベクトル

続 解析入門 (原書第2版) (S.ラング(著)、松坂 和夫(翻訳)、片山 孝次(翻訳)、岩波書店)の第5章(ポテンシャル関数)、3(ポテンシャル関数の局所的存在)の練習問題14の解答を求めてみる。

x arctan ( y x ) = 1 1 + y 2 x 2 · ( - y x 2 ) = - y x 2 + y 2 y arctan ( y x ) = 1 1 + y 2 x 2 · 1 x = x x 2 + y 2

よって、求める勾配ベクトルは、

g r a d φ ( x , y ) = 1 x 2 + y 2 ( - y , x )

コード、入出力結果(Wolfram Language, Jupyter)

Plot3D[ArcTan[y, x], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}]
Output