多変数の関数 高次導関数、テイラーの定理 連続性、偏微分、偏導関数
解析入門(中) (松坂和夫 数学入門シリーズ 5) (松坂 和夫 (著)、岩波書店)の第14章(多変数の関数)、14.2(高次導関数、テイラーの定理)、問題1の解答を求めてみる。
a
のとき、
よって、
ゆえに、
また、
よって、
は 連続である。
のとき、
よって、
ゆえに、
また、
よって、
は連続である。
(証明終)
b
はそれぞれ
について 仕意回微分可能なので、
は連続。
(証明終)
c
コード(Wolfram Language, Jupyter)
f[x_, y_] := x y(x^2-y^2)/(x^2+y^2)
D[f[x, y], x]
Simplify[%]
D[f[x, y], y] // Simplify
D[f[x, y], {x, y}] // Simplify
D[f[x, y], {y, x}] // Simplify
Plot3D[f[x, y], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}]
Plot3D[Evaluate[D[f[x, y], x]], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}]
Plot3D[Evaluate[D[f[x, y], y]], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}]
Plot3D[Evaluate[D[f[x, y], {x, y}]], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}]
Plot3D[Evaluate[D[f[x, y], {y, x}]], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}]