複素数と複素平面 複素平面 円を表す方程式、実部と虚部、半径、共役
複素関数演習〈理工系の数学入門コース/演習 新装版〉 (表 実(著)、迫田 誠治(著)、岩波書店)の第1章(複素数と複素平面)、1-2(複素平面)、問題3の解答を求めてみる。
とおく。
このとき、 問題の方程式は、
よって、 問題の方程式は複素平面上で中心
半径
の円を表す。
問題の方程式を実部と虚部を使わず変形してみる。
ということで、これが円を表す方程式。
こちらの方が憶えやすいかも。
コード(Wolfram Language, Jupyter)
a = 1 - 2I
ComplexContourPlot[
Evaluate[
Table[
Conjugate[z] z - Conjugate[a] z - Conjugate[z] a + Conjugate[a] a == r^2,
{r, 1, 5}
]
],
{z, -5 - 5I, 5 + 5I}
]
ComplexContourPlot[Abs[z], {z, -3 - 3 I, 3 + 3 I}]
Jupyter上だとComplexContourPlotがうまく描画してくれないみたい。
ということで、実数に変換して描画してみることに。
ContourPlot[
Evaluate[
Table[
(x - Re[a])^2 + (y - Im[a])^2 == r^2,
{r, 1, 10}
]
],
{x, -10, 10},
{y, -10, 10},
PlotLegends -> "Expressions"
]