数と極限 収束・発散の条件 漸化式、比、有界単調数列
微分積分演習〈理工系の数学入門コース/演習 新装版〉 (和達 三樹(著)、十河 清(著)、岩波書店)の第1章(数と極限)、1-3(収束・発散の条件)、問題3の解答を求めてみる。
1
を満たす任意の実数
に対して ある正の整数Nが存在して、
ならば
また、
よって、
ゆえに、下に有界な減少列なので収束する。
また、
よって、
(証明終)
2
を満たす実数に対して、ある正の整数Nが存在して、
ならば
また、
なので、
よって、
(証明終)
微分積分演習〈理工系の数学入門コース/演習 新装版〉 (和達 三樹(著)、十河 清(著)、岩波書店)の第1章(数と極限)、1-3(収束・発散の条件)、問題3の解答を求めてみる。
1
を満たす任意の実数
に対して ある正の整数Nが存在して、
ならば
また、
よって、
ゆえに、下に有界な減少列なので収束する。
また、
よって、
(証明終)
2
を満たす実数に対して、ある正の整数Nが存在して、
ならば
また、
なので、
よって、
(証明終)