多変数の関数 微分可能性と勾配ベクトル 偏微分可能性と連続性
解析入門(中) (松坂和夫 数学入門シリーズ 5) (松坂 和夫 (著)、岩波書店)の第14章(多変数の関数)、14.1(微分可能性と勾配ベクトル)、問題7の解答を求めてみる。
よって、
は
のすべての点
において
が存在する。
原点における連続性について。
よって、原点において連続ではない。
(証明終)
コード(Wolfram Language, Jupyter)
f[x_, y_] := If[x == y == 0, 0, x y / (x^2+y^2)]
Grad[f[x, y], {x, y}]
Simplify[%]
Plot3D[f[x, y], {x, -5, 5}, {y, -5, 5}, AxesLabel -> Automatic]
Limit[f[x, x], x -> 0]
ListPlot[Table[f[n, n], {n, -5, 5}]]