数学のブログ

不等式 等号が成り立つ場合、最大値

代数への出発 (新装版 数学入門シリーズ) (松坂 和夫(著)、岩波書店の第7章(不等式)の練習問題22.の解答を求めてみる。

( a + b + c ) 2 - 3 ( b c + c a + a b ) = a 2 + b 2 + c 2 - b c - c a - a b 0

が成り立ち、 等号が成り立つのは

a = b = c

のときである。

また、

b c + c a + a b 1 3 ( a + b + c ) 2 = 1 3

なので、

b c + c a + a b

a = b = c = 1 3

のとき 最大となり、その値は

1 3

である。